Bing APIの変更に関するお知らせ


本ブログは、マイクロソフト米国本社
Bingディベロッパーチームチームによって、412(PST)付のBing Developer Blogに投稿された” Gearing up for API changes の抄訳になります。

過去数年にわたり、Bingチームでは、Bingのサーチデータを革新的な開発に活用して頂くため、ディベロッパーの皆様にBing Search APIを提供してまいりましたが、このたび、Bing Search APIが、Windows Azure Marketplace上で利用可能なサービスに移行することをご案内させて頂きます。Windows Azure Marketplaceは、Microsoft Translator APIを含むクラウドのデータ、アプリケーション、およびサービスのためのワンストップショップです。Windows Azure Marketplaceを通じ、ディベロッパーの皆様は、数多くのデータセットやAPIにアクセスすることが可能になるとともに、ご自身で開発したアプリケーションを多くの方に配布することも可能になります。

今後予定されている移行に関する重要なお知らせ事項:

·         本移行により、Bing Search APIを利用されるディベロッパーの皆様は、関連性が向上した、より新しい検索結果にアクセスできるようになるとともに、Search APIを利用した商用利用の機会が向上します。多くの方にこうしたサービスをご提供するため、このたび月額課金モデルに移行する予定です。毎月20,000クエリ以下であれば、およそ$40(USD)/月程度になることを想定しております。

·         新サービスへの移行は、数週間後から開始されますが、完全な移行には数カ月程度かかる予定です。月額課金モデルが開始されるまでの移行期間中、ぜひディベロッパーの皆様には、Widows Azure Marketplace上でのBing Search APIをまずは無料でお試し頂きたいと思います。

·         現時点では、Bing Search API 2.0を無償でご利用頂けます。新サービスへ移行後は、Bing Search API 2.0の無償利用はできなくなり、Windows Azure Marketplace上でのAPIをご利用頂くことになります。

本移行に関する詳細なタイムライン、料金体系、およびその他の変更に関しましては、今後随時お知らせしていく予定です。この期間に、ぜひWindows Azure Marketplaceをお試し頂き、またこちらのドキュメントをご一読頂けますと幸いです。Bing Search APIを利用されているディベロッパーの皆様は、新しいAPIエンドポイントの設定、リクエストとレスポンススキーマの変更、アプリケーションキーを認証するための新しいセキュリティリクアイアメントなどが必要となってくる予定です。なお、月間300400万クエリもしくはそれ以上を利用しているディベロッパーの皆様には異なるプロセスでの移行が予定されており、近日中に詳細をご紹介する予定です。

多くの方のウェブサイトやアプリケーションにおいて、Bing Search APIが重要な要素として利用されていることを考慮し、移行期間中は、今後もBing Developer Blogにおいて継続的に詳細をお知らせしていく予定です。本移行期間中、ご不便をおかけ致しますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

Bing Developer Team